宇宙戦艦ヤマトV 敵 ガルマン=ガミラス帝国 −> ボラー連邦
23世紀初頭。新興国家ガルマン帝国が銀河系制覇を目指し銀河の方々に艦隊を派遣した。ダゴン将軍の率いるガルマン帝国東部方面軍第十八機甲師団はこれまで銀河の広大な領域を支配していたボラー連邦に属しているバース星と交戦した。その際,使用された惑星破壊ミサイルが流れ弾となって地球の太陽に突入した。そのため太陽の核融合が異常に増進して膨張し,1年後には地球人類が滅亡することが判明した。
地球防衛軍長官藤堂平九郎はこの事実を知り,宇宙戦艦ヤマトを第二の地球探しに派遣することにした。
地球を出たヤマトは海王星の空域でバース星艦隊旗艦のラジェンドラ号を救助する。ヤマトはラジェンドラ号を追ってきたガルマン帝国の艦隊と交戦状態になったが,これを撃破。以後,ガルマン帝国のダゴン将軍につけ狙われることになった。白鳥座星域でダゴン将軍を打ち取ったヤマトは本来の調査任務に戻ることができた。
ヤマトは偶然に立ち寄ったバース星でボラー連邦の存在,そしてボラー連邦はバース星を流刑地として利用し,シャルバート信者を強制収容している事実を知る。シャルバート信者は遥か昔に銀河を支配していた星間国家でその名残が信仰として伝わっていた。古代はボラー連邦のベムラーゼ首相への表敬訪問の際,シャルバート囚人の開放というボラー連邦にとって実に理不尽な要求をした。ベムラーゼ首相はこれを敵対行為と見なし,以後,ボラー連邦は地球の敵に回ることになった。
しばらく鳴りを潜めていたガルマン帝国の東部方面軍ガイデル提督は次元潜航艇ガルマンウルフを使い,ヤマトの捕獲に成功する。これを知ったガルマン帝国のデスラー総統はヤマトに自分の過ちを認めヤマトを自分の星ガルマン=ガミラスへ招待した。デスラーの提案したガルマン=ガミラスの太陽制御工作は失敗したが,代りにデスラーは古代に地球の環境と似ていると思われる惑星ファンタムを紹介した。ヤマトは途中でのボラー連邦の妨害を退け,惑星ファンタムに到着した。結果としてシャルバート星は人類が住める星ではなかった。ヤマトはこの惑星でシャルバートの王位継承者であるルダ王女を救助する。しかし,その背後にはルダ王女を狙ってヤマトを追尾するボラー連邦,ガルマン=ガミラス帝国の両艦隊があった。
ヤマトは受け持ち区域すべての星を探査し終わったが,人類の住める星は無かった。スカラゲック海峡星団で追撃していきたボラー連邦主力艦隊を撃破したヤマトは,ルダ王女の誘いを受けて伝説のシャルバート星へ向かった。シャルバート星へ着いた古代たちヤマトの乗組員はシャルバートの質素な原始的生活に驚いた。直後にあらわれたボラー連邦艦隊の攻撃を古代たちはデスラー艦隊と共同で退けた。そこで,シャルバート星が戦争を放棄した星であることを知らされた。古代たちはシャルバートの長老より封印された兵器の中から太陽の核融合を制御できるハイドロコスモジェン砲を受取り,地球へと帰還した。
太陽系に戻ったヤマトに対して,ボラー連邦のベムラーゼ首相は艦隊を率いて襲いかかってきた。その時ヤマトのピンチを救ったのは,またも駆けつけてきたガルマン=ガミラスのデスラー総統であった。ガルマン=ガミラス艦隊は,ボラー連邦艦隊をぎりぎりのところで打ち破った。
ヤマトはハイドロコスモジエン砲で太陽を制御することに成功し,地球の危機は救われた。
全25話
主題歌 「宇宙戦艦ヤマト」
エンディング「銀河伝説」 「ヤマトよ永遠に」 「別離」
つんちゃんの寸評
ヤマトの原点に返り,時間制限の旅に出ることになった。
放送打ち切りのために,後半はかなり物語が唐突になってしまった。非常に残念である。
ベムラーゼにとってヤマトは脅威と思われていない事がポイント。
ボラー連邦の変な艦艇デザインはサブマリン。(でも個人的にはあの無骨さが好きではある)
つんちゃんの苦評
あなたのお葬式は何宗で出せば良いのかな?ベムラーゼ君。
曹洞宗 臨済宗 真言宗 天台宗 浄土宗 浄土真宗
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