宇宙戦艦ヤマトのストーリーを検証  
私が宇宙の法だ。秩序なのだ。


さらば宇宙戦艦ヤマト  敵 白色彗星帝国ガトランチス

 西暦2201年。古代進は,護衛艦艦長として地球の復興のために働いていた。地球への帰還途中に強力な通信電波を受信する。地下司令部で通信をコンピューターで分析したところ,その内容は宇宙の危機を知らせるようなメッセージだった。また,同時に地球へ向かってくる巨大な彗星が現れた。それらのデーターを真田は防衛会議に提出した。ところが、地球防衛軍の幕僚達は問題にもしない。それどころかヤマトの廃艦命令が下してしまった。
 古代達ヤマトの元乗組員たちはドックに停留してあるヤマトに乗り込みメッセージの発信源にむかって旅立った。旧ブラックタイガー隊も新型機を携えて合流した。途中で謎の敵艦隊により,壊滅した地球艦隊より土方司令を救出。古代たちは命令違反を許され,土方新艦長のもと新たに任務として謎の通信の発信源へ向かう航海を始めた。
 途中で出会った敵ゴーランドミサイル艦隊の妨害を波動砲で打ち破り,謎のメッセージの発信源テレザート星へたどり着く,敵基地とザバイバル戦車部隊を打ち破りとうとうメッセージの発信者である謎の女性テレサに会うことができた。テレサから大彗星の正体を聞かされた古代たちは迎撃のため急いで地球へ帰還する。
 しかし,帰還途中でヤマトは思いも寄らぬ敵からの攻撃を受けた。デスラー総統であった。瞬間物質移送機により宇宙駆逐艦を送り込みヤマトの全武器を破壊した。ヤマトは小ワープによって白兵戦に持ち込みデスラー艦を破壊することに成功する。何故かデスラーは死に間際,白色彗星の弱点を古代に教えてくれた。
 その頃,地球防衛軍は全艦隊を集結させ,白色彗星の迎撃のために出動させた。バルゼーの率いる白色彗星前衛艦隊は地球艦隊に攻撃したが,アンドロメダの拡散波動砲の前に敗北し後退した。しかし,地球艦隊自慢の全艦発射の拡散波動砲も白色彗星には何の効き目もなく,地球艦隊は全滅してしまった。白色彗星は進撃を停止して艦隊を地球に派遣して地球に降伏を勧告する。
 停止したために彗星の弱点である渦の中心を確認したヤマトは,小ワープで進撃してくる白色彗星の前に立ち塞がり,白色彗星の渦の中心に波動砲を命中させた。大爆発する白色彗星。しかし,そのあとに巨大な要塞都市が現れた。要塞都市の猛攻で傷つくヤマトと吹き飛ばされる乗組員。徳川機関長,佐渡先生,雪も戦死してしまった。死にぎわの土方艦長の最後の命令を受け,犠牲を出しながらも要塞都市の動力炉を破壊することに成功する。残りの全エネルギーを絞り出したヤマトの砲撃によって要塞都市は崩れ去っていった。しかし,またもやヤマトの前に現れたのは巨大な戦艦であった。ヤマトへ大笑いして通信してくるズォーダー大帝。古代は全乗組員を退艦させた。ヤマトは超巨大戦艦へ体当たり攻撃のために宇宙のかなたへ消えていった。しばらくして,ヤマトが飛び去った方向に大きな閃光が走り周囲を照らした。
宇宙戦艦ヤマトは永遠の旅に立った。

主題歌 「ヤマトより愛をこめて」
  宮川氏の曲は没になった。

つんちゃんの寸評
世間にさまざまな話題を提供し,記録的なヒットをした。ファンの評判も高い。
ヤマトは初めて敵艦隊へ向けて波動砲を使った。

つんちゃんの苦評
よくできた物語であったと思うがやはり,ラストに疑問がのこる。
制作者が物語を終わらせるためにわざとらしさを感じざるを得ない
ラストの幻で沖田艦長が話していることは沖田艦長の思想とはかけ離れている。つまり,沖田本人が言っていることとは思えない。古代は結局,沖田艦長の生き延びる事の教えを破ってしまったのである。
この物語はメインの登場人物を死なせて見る人を感動させるようなやってはいけないことをしてしまった。
山本隊員もまた隊員で機体が被弾しても脱出せず,無駄な特攻をしている。あれはいったい何だったのだろう。無駄な死に方は良くない。
特にラストは謎が残る。ヤマトが特攻する意味が不明で非論理的,バルカン人には理解できない。


結局あの閃光はヤマトが攻撃を受けて爆発し,近くのテレサに誘爆した。と考えるのが適当であろう。やはり,ヤマトは永遠の旅に出たのであった。傷つきながら銀河の中心に進んだ超巨大戦艦もボラー連邦のブラックホール砲か惑星破壊ミサイルの餌食になったに違いない。結果的にヤマトは白色彗星の外堀を埋めたという意味で宇宙の平和のために貢献をしているのであろう。
しかし,このなぞはヤマト2で全て解決されてしまった。

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